第84回

シングルマザーあるあるシングルマザーだけど独立した話②

kpさんのコラム

お店をオープンしてから気づいたら3年の月日が経っていました。私の周りでは「独立して3年持ったら安定する」という言い伝えがあり、とりあえず3年持たせることができたので一安心しました。

オープン当初から多くのお客さんが来てくれたので、娘の高校のお金や大学のお金も自分の力で出せたのです。本当に応援してくれたお客さんには頭が上がりません…。

私は借金をして自分の店を持つのは嫌だったので、最初は本当に大変でした。借金すると返済のことしか頭になくなるため、お客さんに満足のいくサービスができないと考えていたのです。
私はそれまで借金の返済でずっとお金の事ばかりしか考えておらず、働いている時もお客さんのことを「お金」としか見ていませんでした…。今思えば本当に失礼で申し訳のない話なのですが…。

しかし気づけばお店は丸10年。もちろんコロナウィルスの影響もありましたが、常連さんがいてくれたおかげで何とか持ち堪えることができました。

最初はシングルマザーなのに独立するのは1種のギャンブルだと思っていました。
しかし、あのままあの店で働いていても全く貯金できず、むしろ心のストレスで私自身がダメになっていたでしょう。
独立当初は不安で押しつぶされそうになっていましたが、今は楽しくお店をやっていけています。

中には私と同じ境遇の方もいるかもしれません。
シングルマザーになるとどうしてもお金を稼がなければいけないので、スナックやキャバクラなどで働いているママもたくさんいるでしょう。
しかし、ずっと雇われのままでいても、もしかしたら若い子たちが多く入ってきたときに、いきなり首を切られることもあるかもしれません。

私は前の店で女と馬が合わず揉めてばかりだったので、いつか首を切られるだろうなと覚悟していました。
いきなり職を失うよりも、自分から一歩踏み出した方がチャンスが広がると考えたのです。
チャンスがいつも転がっているわけではありません。

独立だけがチャンスとは言いませんが、自分が「こうしたい」と思った時に勇気を出して行動してみてください!
きっとあなたの頑張りを見て応援してくれる人がたくさんいるはずですから!

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この連載の著者

  • kp

    ライティング歴4年目
    エステ会社で3年勤めた経験あり
    シングルマザーの家庭で育つ