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シングルマザーあるある私が娘の高校の先生に怒った話

kpさんのコラム

娘は高校進学をし、普通科に入学しました。娘も最初は大学に行く気だったようですが、途中でやりたいことが見つかり専門学校に行くことにしたのです。私はシングルマザーでお金がないからといって娘の夢をあきらめさせる事は絶対にしたくなかったので、頑張ってお金を貯めることにしました。しかも、娘は東京に行きたいと言ったので、さらに仕事に精を入れて頑張ることにしたのです。

 

そこで起きたトラブルが、3者面談です。娘は普通科に入学したため、担任はやはり4年生の大学を進めてきました。「専門学校に行っても…」のように娘の夢を邪魔するようなことばかり言ってきたので、私はいてもたってもいられず思わず切れてしまったのです…。

「悪いんですけど、先生のポイント稼ぎに付き合ってられないんですよ。シングルマザーだからと言って馬鹿にしてるんですか?娘を東京の専門学校に通わせるお金なんて、どうとでもできるんですよ。他人なら娘の夢を応援するのが1番なんじゃないんですか?」と思わず啖呵を切ってしまいました。最初はゴモゴモと口ごもった様子でしたが、最終的には諦めて娘の専門学校進学を認めてくれましたね。それからの3者面談は、先生は「大学」の文字を発しなくなりました。というか、苦手意識を持たれたのか、それからの3者面談は「早く終わらせたい」オーラがすごかったですね(汗)

 

私は何の目標も持っていないのに、4年生の大学に行かせるのは違うと思ったんです。もちろん、大学に行ってから自分の夢を探す道もあると思います。それは否定しません。しかし、私はシングルマザーでどうしても稼ぎに限りがありますから、ただ遊びに大学に行かせる余裕なんてなかったのです。

 

でも、娘にやりたいことができたら、それは全力で応援しようと思っていました。東京に行きたいと言った時は「まじか…」と思いましたが、昼も夜も働いたおかげで少ないですが貯金はあったので行かせることができたんです。でも仕送りは少ないから、足りない分はバイトするという条件で行かせることにしました。昼も夜も、睡眠時間を削って働くのは辛かったけど、娘の夢を応援することができて、本当に良かったと思っています。

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この連載の著者

  • kp

    ライティング歴4年目
    エステ会社で3年勤めた経験あり
    シングルマザーの家庭で育つ