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シングルマザーあるある【シンママ】子どもがいるから恋愛に一歩踏み出せない…子どもはあなたの幸せを願っています!

kpさんのコラム

私はシングルマザーとなり、娘を引き取って2人で暮らすことになりました。
「これからは私が1人で育てていかなければならない」と強い使命感に襲われ、恋愛を忘れて子育てに没頭していました。
「自分の都合で離婚したんだから、次の恋愛なんて考えられない」とまで思っていたほど…。でもこのように考えているのは、私だけではないでしょう。

シングルマザーが恋愛に踏み出せない理由

シングルマザーが恋愛に踏み出せない理由としては、「離婚したのは自分が悪い」「自分勝手な都合で子どもから父親を奪ってしまった」という考えが挙げられるのではないでしょうか?

自分勝手に離婚したのだから、これからは子どもに不自由を与えないように自分がしっかり1人で子育てしていかなければならないと使命感に襲われるんですよね…。
その気持ちとてもよくわかります。
私も最初は「1人で育てる」ことに意地になっていて、恋愛なんか私には必要ないとも思っていたんです。

もちろん子どもと2人で暮らしているときもとても幸せでした。
でもやはり女手一つで養うには結構大変で、なかなか子どもと接する時間が取れなかったのも事実です…。
子どもに寂しい思いをさせたくないと思っていたのに、結局寂しい思いをさせている自分が本当にふがいなく思いました。

ついに心が爆発

私はついに心に余裕がなくなり、涙が溢れて止まらなくなりました。
子どもが寝ているときに声を押し殺しながら泣いていたのですが、やはり血の繋がった娘…。
私が泣いている気配を感じたのでしょうか、すっと起きてきて私の背中をポンポンと優しく撫でてくれたんです。

まだ小学生…。その娘が「私はママにも幸せになってほしい」と涙ながらにつぶやいたんです。
私の心の余裕のなさを子どもはしっかり感じ取っていました。
まだまだ子どもかと思っていたのですが、見ているところは見ているんですね…。

娘の一言で世界が変わった

私はその娘の一言で、自分が見えている世界が大きく変わりました。

自分のペースで子育てを頑張っていこうと思えたんです。
これ以上ふがいない姿を見せて、子どもを泣かせたくないと思いました。
それと同時に、「幸せになってほしい」という言葉で、恋愛にまで気持ちを持って活かせることもできたんです!

友人の紹介で出会った人なのですが、その人は私の娘を本当の子どものように可愛がってくれる人で、娘もその男性になついていました。
前までは絶対に恋愛なんてありえないと思っていたのですが、娘のたった一言でここまで世界が変わるなんて思ってもいませんでしたね。
もちろんこれからも娘が1番であることは限りませんが、自分のこれからの未来を楽しんでいこうと思うきっかけになりました。

まだ小さい子どもだと思っていても、意外とよく見ています。
親が子を思うのと同じように、子も同じことを思っているのです。
子どももあなたと同じようにあなたの「幸せ」を願っているもの…。
もう少し心にゆとりを持ってみても良いのかもしれません

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この連載の著者

  • kp

    ライティング歴4年目
    エステ会社で3年勤めた経験あり
    シングルマザーの家庭で育つ