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シングルマザーあるある【オススメ映画】「いま、会いに行きます」が泣けすぎてやばい

kpさんのコラム

私はまだ娘が小学生の時に、竹内裕子さんと中村獅童さんが出演していた映画「いま、会いに行きます」を見に行きました。

映画のあらすじ
秋穂巧は一年前に妻の澪に先立たれてしまい、それ以来シングルファザーとして息子の佑司と慎ましく暮らしていました。そんな梅雨のある日、死んだはずの澪が森の中に姿を表すのです。佑司が駆け寄るも、澪は記憶をなくしており、何も覚えていませんでした。それでも巧と佑司は澪を温かく迎えに、ふたたび3人での生活を始めていくのです。

私はシングルファザーの巧の姿に自分を重ねながら見ていました。死別ではないといえども、一人で子育てをする大変さに共感していたので…。

ネタバレになるのであまり映画の内容は話せませんが、とにもかくにも涙がひっきりなしというのが感想です。壮大な愛のストーリーに私だけではなく、娘まで号泣していました。まだ小学生だったのですが、娘からすれば母が死ぬこと自体に悲しみが溢れてたまらなかったようです。

そのときの私はあまり余裕がなく、娘に強くあたってしまうこともあったんです。娘が号泣している姿をみて、はっと我に帰り謝るということもありました…。映画は知り合いからチケットをもらったので、ありがたく見に行くことにしたんです。

「いま、会いに行きます」では、家族としての大切なものを教えてもらった気がします。家族との付き合い方、温かな愛、子どもと母親の関係…。言葉ではうまく表せませんが、これから2人で生きていく上で本当に大切なこと、そして覚悟を映画で学びました。

それからは私も考え方を変え、娘との付き合い方も変えました。辛くなって子どもに当たってしまわないように…。「いま、会いに行きます」は私の教科書となる映画になりました。

ちなみに娘はそれから1ヶ月ほど私にべったりでした(笑)それほど娘の中にも深く映画の内容が刻み込まれたようです。私の娘は今20歳を超えましたが、今でも映画のことは忘れないと言っていました。自分の中でも大切な映画だと…。まだ小学生低学年だったはずなのですが、そこまであの映画が記憶に残るものだとは…。

ぜひ親子で見てほしい映画です。息子でも娘でも、この映画は家族として本当に大切なことはなんなのかを教えてくれる気がします。ブルーレイやDVDでも貸し出しされているので、今母子家庭でうまくいかなくて辛い思いをしている方はぜひ見てみてください!見終わった後はなんだか世界が変わって見えると思いますよ!

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この連載の著者

  • kp

    ライティング歴4年目
    エステ会社で3年勤めた経験あり
    シングルマザーの家庭で育つ