笑顔で暮らす!子どもの教育資金や自分の老後【体験談】シングルマザーの挑戦!子供を私立大学へ進学させるぞ!③日本学生支援機構奨学金の予約申請
TAOさんのコラム
こんにちは。
シングルマザー、TAOです。
とくに高収入なわけでもなくごく普通のシングルマザーが、長男を私立大学に進学させるまでの道のりをリアルタイムでお伝えするシリーズの第3回目。
今回は、「日本学生支援機構」の奨学金の申請についてです。
【高校3年生・5月】奨学金には予約がある!
2020年5月は新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し、日本でも緊急事態宣言が出されたことを受け、息子が通う高校も休校となっている状況でした。
学校からは課題や連絡事項などが送られてきて、その中に「奨学金に関するお知らせ」が入っていました。
恥ずかしながら、そのお知らせを見て初めて奨学金に予約制度があることを知ったのです。
例年、子どもや保護者を対象に学校で奨学金制度について説明会が開催されているようですが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、説明会の開催は中止となり、送られてきた書類を見ながらパソコンで申請することになりました。
予約申請に関する時期は各高校で異なるようですが、息子が通う高校は6月から予約が開始されました。
奨学金を予約する前にすることとは?
奨学金を申請する場合、事前に準備しておいた方がよいことがあります。
そのなかでも一番大切なことは子どもとの話し合いです。
奨学金は子どもがお金を借りることとなります。申請も本人が行います。
しかし17、18歳の高校生が将来を見据えて、いくらお金を借りるのか、それを一人で考えるなんて正直難しいですよね。
私が申請するにあたって、息子と共有したことがあります。
・希望大学4年間の学費・家賃・生活費・引っ越し費用の概算
・入学までに親として準備できる金額(預金と学資保険含む)
・一般的な大学新卒者の給与金額
・アルバイトをして生活費を賄う覚悟
・奨学金制度について
これらのことを共有したうえで、月々いくら奨学金を借りるのかを話し合いました。
やはり息子は新卒で多額の借金を抱えることに不安は少なからず持っているようでしたが、ひとり親家庭に限ったことではないということも理解しているようでした。
いざ!緊張の予約申請
ご存じの方も多いと思いますが、2020年4月より通称「大学無償化制度」がスタートしました。
正式には日本学生機構が窓口となって国が実施する「給付奨学金」のことです。
給付奨学金は返還する必要はありません。
※この日本学生機構に申請する「給付奨学金」については、次回記事にて詳しくご紹介させていただきます。
私の収入はこの給付奨学金に該当するため、予約申請をしました。
しかし、この給付奨学金だけでは学費や生活費を賄うことはできないため、返還する必要がある「貸与奨学金」を併用することにしました。
この貸与奨学金には、「第一種」と「第二種」があり、世帯状況や本人の学力などによって申請の可否が決められています。
第一種は無利子、第二種は有利子という違いがあります。
無利子で借りることできる第一種を申請したいところですが、先にご紹介した要件以外にも給付奨学金の区分(収入によって3段階に分けられる)、つまり給付される金額によって申請できないこともあるのです。
また、あくまでもこの時点での申請は「予約」であるため、大学進学後に改めて正式に申請が必要となるようです。
6月は当然ですが、受験もしていないため進学先は決まっていません。
進学先が決まってから奨学金の申請の金額を変更することができ、また取り消すことも可能です。
予約申請をしてから審査があり、その審査結果は12月頃に通知されます。
子どもに成長させてもらっています!
私も奨学金を借りていたのですが、申請は自分でした記憶がないのです。
親という立場になって初めて奨学金の仕組みを学び経験し、奨学金の仕組みを理解するのに少し時間がかかってしまいましたが、事前に予備知識があると余裕を持って申請することができると感じました。
親になって初めて経験することも多く、「子どもを育てる=子どもに親として成長させてもらえている」と実感しています。
子どもがいたから、離婚をしたから、私はますますパワーアップしています。
そして、シングルマザーのみなさんからも力をいただき、今の私がいます!
いつもありがとうございます♪
次回は、今回ご紹介した「給付奨学金」について詳しくご紹介します。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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