シングルマザーのお金と仕事。楽しく働いてお金を増やす方法、教えます!子供は無料で食事ができるこども食堂。活用して「残念だった点」と「よかった点」とは?【後編】
ユッキーナさんのコラム
北陸のシングルマザー・ユッキーナです。
前回に続き、今度は私の体験をもとに、シングルマザー目線でこども食堂についてお伝えします。
活用して良かったところは?
私の場合は、いままで2箇所のこども食堂を利用したことがあります。
それぞれに特徴がありました。
外国籍の方も利用している、地域に愛されるこども食堂A
こども食堂Aは代表の娘さんが未婚のシングルマザーということで、ひとり親に理解のある食堂。子供は無料、大人は300円で食事をいただけます。
この日は採れたての山菜の天ぷらや、炊き込みご飯、ポテトサラダなどをいただきました。
こちらでは月1回程度のこども食堂開催だけではなく、同じ場所でリユース品の子供服販売を行っていて、売上をこども食堂の活動費に充てているそう。
また、近隣の外国籍の方が参加しているのが印象的で、地域の様々な方が利用しやすい食堂であることがわかりました。
伺った日は食堂の横で餅つきイベントがあり、私の子供が「餅つきをやりたい!」と言って、それをきっかけに、周りの子供と交流をしていました。
そのあとは、仲良くなった子と1時間以上遊んで「まだ帰りたくない!」と言っていて、最後まで楽しそうでした。
つきたてのお餅は、あんこやきなこで味付けされ、子供たちは喜んで食べていました。
こちらのこども食堂では、温かい食事だけでなく子供同士の楽しい交流を体験することができました。
後日、活動の足しにしてもらいたいく、我が家の子供が着なくなった服やベビーカーを寄付させてもらいました。
地域コミュニティとの繋がりがもてる、こども食堂B
こども食堂Bでは、代表の方はなんと高校生のお子さんがいる現役シングルマザーさん。
お寺を活用して、地域の寄付などで月1回程度開催し、子供は無料、大人は300円で食事をいただけます。
この日は、大きなハンバーグや果物、サラダや煮豆など、栄養たっぷりの食事をいただきました。
お寺は木の香りでリラックスでき、とても心地いい空間だと知りました。
さらに、帰りの際には食料やおやつ、マスク等、たくさんのお土産をいただきました。
こども食堂がなければ、私も子供もお寺に何度も足を運ぶことは、なかったと思います。
また、こども食堂Bの主催の方から教えてもらい、地域の母子会(ひとり親向けにイベントなどを主催する団体)に入会することにしました。
前編でお伝えした、地域のコミュニティの連携を実践されている主催者さん。
橋渡しをしていただき、頼れる存在が増え、とても嬉しかったです。
微々たるお礼ですが、参加するたびに大人の食事代300円のところ、ちょっと多めに払い、活動費として役立ててもらっています。
自分にあってるこども食堂かどうかは、まずは参加して判断しよう
こども食堂は「ひとり親や、貧困家庭など食事に困っている世帯向けに行っている活動」
だと私は最初認識していたのですが、ひとり親や貧困家庭など絞り込みは行っておらず、子育て世帯みんなに優しい存在。
「孤食の解決」や「地域のコミュニティの連携」など深い問題に取り組んでいるとわかり、素敵な活動だなと思いました。
ですが、こども食堂自体のルールが確立しておらず、民間で開催されているものがほとんどなので、
参加する場合はそのこども食堂の考え方に、自分があうか、あわないか?という部分が重要だったりします。
そのため、まずは行ってみて自分や子供にとって、利用しやすいかどうか?を確認してみるのがオススメです。
最後に
いきなり民間のこども食堂に参加するのは、ちょっと不安だ…と思う方は、社会貢献活動として「ファミマこども食堂」が開催される時があるそう。(※実施店舗についてはURLをご確認ください)
まずはこちらを利用してみるのも、一つの方法かもしれません。
シングルマザー生活で、疲れた時に利用できる、ありがたい存在のこども食堂。
運営される方は大変だと思いますが、こうした機会を提供してくださる方々に、感謝の気持ちを忘れないでいたいですね。
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