シングルマザーのお金と仕事。楽しく働いてお金を増やす方法、教えます!子供は無料で食事ができるこども食堂。活用して「残念だった点」と「よかった点」とは?【前編】
ユッキーナさんのコラム
北陸のシングルマザー・ユッキーナです。あなたのお住いの地域に「こども食堂」はありますか?
2019年、民間団体の全国こども食堂支援センター・むすびえによると、こども食堂は日本全国に3718か所あり、
私が住んでいる地方でも、こども食堂開催の情報をあちこちで見かけます。
今回は、こども食堂を利用したことがあるひとり親のママ友や、私の体験した情報をもとに、シングルマザー目線でこども食堂の良かった点と残念だった点をお伝えします。
そもそも、こども食堂ってなんだろう?
ウィキペディアで調べてみたところ、
▼こども食堂とは? 子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。▼こども食堂の目的 孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。 |
うーん、このままだと、ちょっとわかりづらいですね。
まずは、孤食の解決について調べました。
孤食って、何が問題なの?
親が仕事などで不在で、子供が一人でごはんを食べる(=孤食)には、以下のような問題点があるそう。
①好きなものばかり食べ栄養が偏ったり、肥満の原因になり、健康や身体の成長に影響が出る可能性があること。
②家族と食事をしないことにより、コミュニケーションが足りなくなることで、社会性や協調性の育成がなされなくなる。 ③寂しさからイライラしたり、情緒不安定になり、心の病気を誘発しやすいなどの弊害がある |
確かに、ひとり親家庭の子供や、共働き家庭の家の子供は孤食になりやすいので、他人事ではないですね。
続いて、地域のコミュニティの連携についてです。
子どもと大人たちの繋がりや、地域のコミュニティの連携とは?
例えば、Uターンしてひとり親の家庭になった場合、最初はひとり親のママ友や、地域の人とつながりが、ほとんど無いですよね。
こうした、地域とつながりが少ない人が、こども食堂のような地域コミュニティ活動を活用することにより、
地域とのつながり(知り合い・友人・団体)を作る機会ができ、困ったときに相談しやすくなります。
子育てをする親が抱える大変さや、生きづらさを軽減することも、こども食堂の目的のようです。
こども食堂を利用して残念だった点は?
ここからは、私が直接シンママの友人から聞いた意見をお伝えします。
【残念だった点・その1】 小学生男児のシンママさんよりこども食堂に行ってみましたが、こどもが人見知りなので、いきなり知らない人がたくさんいる中に連れて行って、交流するのは難しかった。 人見知りしない子はいいと思いますが、うちの子はこども食堂を利用するのは難しいと思いました。 |
【残念だった点・その2】 小学生と中学生のシンママさんより地域で開催されていたので参加してみたのですが、地域のおば様達が、自己満足のためにやっているように見えました。 仲間内で楽しんでやっているような雰囲気で、輪の中には入りづらく、利用しにくかったです。 本当に困っている人のために活動しているなら理解できますが、こども食堂のブームにのって、いいことをしているアピールがしたいだけなら、やめてもらいたいです。 |
こども食堂の開催にはしっかりと決まったルールがなく、開催する方によってそれぞれの特徴があります。
開催する方の考え方にあわない、子供がなじめないなどの場合は、利用しづらいと感じることがあるようです。
さて、前編では「こども食堂とは?」「こども食堂を利用して残念だった点とは?」についてお伝えしました。
後編では「活用して良かった点」と「おすすめの活用のしかた」についてお伝えします。
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