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シングルマザーのひとり言シングルマザーあるある・職場編【仕事】

ryukeimommyさんのコラム

シングルマザーへの偏見は、まだまだ根強いものがあります。
日常生活ではあまり遭遇しないのですが、就職活動をしたり、職場でシングルマザーであることがわかったりすると、いろいろな偏見があるんだなぁと感じることがあります。

最近、シンママの友人達と食事をする機会がありました。
・プログラマー :K代
・保険外交員 :H美
・事務員
:S子
プラス私の4人は、子供が保育園時代からの付き合いで、時々集まっては情報交換も兼ねた愚痴大会を開いています。

今回は職場における『シングルマザーあるある』の話題が出て、大いに盛り上がりました。

離婚した理由をしつこく聞かれる

シングルマザーであることがわかると、興味本位に離婚の理由を聞いてくる人っていませんか?
浮気?借金?DV?・・・本当の理由なんて、職場の人に言えるわけがありませんよね。
夫婦には夫婦にしかわからない理由というものがあって、離婚の理由も様々です。
職場は仕事をする場所です。

「ランチの話題作りに「何で離婚したの?」という質問に答える必要がある?」とご立腹だったのはK代。
特に女性の多い職場では、何故かシングルマザーであることがわかると、こういう攻め方をしてくる人が多いようです。

“いろいろなもの”に勧誘される

「シングルマザー=とても困っていていつも悩んでいる人」という方程式を勝手に立ててくる人がいます。

本来職場で勧誘などはしてはいけないはずなのですが、「会わせたい人がいる」「一緒に行ってみない?とってもためになるよ」「○○っていうセミナーなんだけど・・・」などと声をかけられる確率はとても高いです。
「確かに悩み事はたくさんあるし、決して裕福じゃないし、毎日必死だけど、何だかいい気がしない!」とボヤいていたのはH美。
私も「金儲けの話」に勧誘された経験があったので、「不幸なオーラでも出ているのか?」と皆で笑ってしまいました。

シングルマザーを雇う職場などあまりないと思われている

シングルマザーの就職は、確かに厳しい現実があります。
特に子供が小さい場合はこの傾向が顕著・・・保育園も決まっているのに、「何かあったらどうするの?」「頼める人はいるの?」という質問を、必ず面接でされませんか?

S子は正社員で勤務しています。
今の職場に決まるまで、正社員で雇ってもらえる会社がなかなかなかったので、せっかくのチャンスを無駄にしたくないと頑張っているのです。
それを「雇ってやった」「他に行くところはないもんな」などと、恩着せがましく上司に言われるそうです。
シングルマザーは正社員になれないという変な固定観念が根強く残っている職場もまだまだあるのですね。

まとめ

本来の二馬力を一馬力で頑張る大変さは、シングルマザーを経験した人でないとわかりません。
みんな頑張っているんです!

できれば偏見のない、助け合えるような社会になってほしいなぁと痛感する今日この頃です。

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この連載の著者

  • ryukeimommy

    アラフィフのシングルマザー。
    仕事をせずに借金を繰り返す元旦那に愛想を尽かし、息子が10か月の時に養育費・慰謝料ゼロという無謀な離婚を選択する。
    その後は仕事と育児に奮闘。

    「貧しくても楽しい生活」をモットーに、息子との二人三脚で頑張っている。