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新米シングルマザーの離婚とお金のリアルな話

ほほ笑み そえる かすみそうさんのコラム

二度目の調停と飲酒問題

毎日慌ただしくしていると、時が過ぎるのが早かったように思います。気がつけば二度目の調停が近付いてきました。

「どうすれば離婚しなくていいですか?」

先方から質問されたことです。
こちらから何も答えることがないまま、調停の日を迎えました。

今回、私たちは後からの入室でした。指定時間に到着し、待機しているとしばらくして係りの方が呼びに来られました。

「どうすれば離婚しなくてすむかしら?」

調停員さんは、先方が私に投げかけた質問と同じことをおっしゃいました。

向こうがどうすると言っているのか、それを訊いてみると「言われたとおりにする」と言っているとのこと。
どうすればいいかではなくて、こうするから、こうなるから、と言 ってほしいと思っていました。

悩む私に、調停員さんは、「イベント以外、プライベートでの飲酒はしない、というのはどうかしら?」と笑顔でおっしゃいました。

確かに私たちの間で「飲酒」は大きな問題でした。というのも、飲酒が引き金になって起きる問題が多かったからです。

飲酒がなくなれば問題はなくなるのか、と考えると、なくなるような気がします。
でも「飲酒」がなくなった、というのはどうやって確認したらいいのでしょう?
イベント時にお酒を飲んで帰ってきて、それが原因で問題が起きることはないのでしょうか?

答えられずにいる私に、調停員さんはさらに笑顔で、「いい考えだと思うだけど」と話されました。

それでは子供と私の安全が確約できない気がします。
それが私の回答でした。

何かあってからでは遅いので、「何も起こらない」ことがわかって始めて、「離婚しない」ことを検討する段階に立てると私は考えていること。「飲酒しない」と確約されて、お酒をやめたことを確認できて始めて、「離婚するか、しないか」を検討する段階であるということを一気に伝えました。

調停員さんはとても残念そうな表情でした。

離婚を止めたい、そう思っている調停員さんもいらっしゃると思います。子供のためには両親が揃っていた方がいい、そう考える調停員さんももちろんいらっしゃると思います。

私自身、離婚しないで済むなら離婚しないほうがよかった、と今でも考えています。
それでも、あの日、調停で「プライベートでの飲酒をなくせば離婚しない」と答えなかったことは正解だったと思っています。

取り乱したくなる現実の中でも、冷静に一つ一つ考えていくことが「地に足のついた幸せ」に近づけると今でも考えています。

次回も二度目の調停について書かせてください。
何か皆様の参考になることがありますように。

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この連載の著者

  • ほほ笑み そえる かすみそう

    1981年3月生まれ
    大阪府在住
    4歳の息子と二人暮らしのシングルマザー

    離婚を考え、夜逃げのように別居を開始。
    その後離婚調停をするも、調停では離婚ができず、
    また、弁護士費用の問題などで裁判をすることもできず、
    結局離婚しないまま別居生活を継続。
    最終的には、元配偶者の合意を得て離婚が成立しました。

    その間、金銭的にはほぼその日暮らしのような生活をしたり、
    保育園の問題に悩んだりしながら、現在の生活を確保することができました。

    そんな経験そのものや、その中で試行錯誤、工夫してきたこと、学んだことをお伝えし、今悩んでいる方の少しでもお役に立ちたいと思っています。

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