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シングルマザーの暮らしのアイディア離婚したら押さえておきたい”4つのポイント”を全2回に分けてお届けします! 第1回は「離婚届」の書き方と、「学校」、「養育費」について

加藤朋子さんのコラム

【”離婚”って、具体的にはどうなるの??】

家庭環境や性格の不一致、仕事関係や浮気など。
離婚に至る原因は人それぞれ。
家族の数だけ、さまざまな離婚の理由も生まれてくると思います。
そこで、
いざ離婚をしてシングルマザーになった時「何をすればいい?」「どんな手当てがもらえるの?」など、暮らしのヒントをお伝えします!
細かな規定は、お住まいの地区町村で変わってきますが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

【まずはホームページで最新情報をチェック!】

「いざ離婚を決意!」ご自身の意思は固まったものの、どう動けばいいかわからない人も多いはず。
私自身もそうでした。離婚当時、息子は2歳。
「私が働かないと子どもが路頭に迷ってしまう」という焦りを抱えながら、並行して保育園や幼稚園を探さなければなりませんでした。
入園するためには、収入証明や生活状況など細かい資料も必要です。
目の前の「やることリスト」が一気に増えて一瞬クラっときてしまいますが、ここが踏ん張りどころです!

「親権を得て、子どもを育てる」そう決意した方は、まずはお住まい地域の最新情報をチェック!
市役所のHPなどを確認し、わからなければメールや電話での問い合わせも必須です。
*お住まいの地域ごとに内容が異なります。
*情報は、常にアップデートされるので必ず最新情報をご確認ください。

これはチェックして欲しいという4点を下記にまとめましたので、是非参考にしてくださいね。

☑離婚届の書き方
☑保育園・幼稚園・学校について
☑養育費について
☑母子家庭になったらもらえる手当て
⇒児童扶養手当(0~18歳)
⇒児童手当(0~中学生)
⇒医療費補助制度(ひとり親家庭)(0~18歳)
⇒就学援助制度(小・中学生対象)
⇒高等学校等就学支援金制度(高校生対象)
⇒返済不要奨学金(小学生~高校卒業)
⇒障碍児福祉手当(0~20歳未満)
⇒特別児童扶養手当(0~20歳未満)
⇒母子家庭の住宅手当(0~20歳未満)

【離婚届ってどう書くの?】

形式的な書類になってしますが、まずは離婚届が受理されることが大切!
離婚届は市役所で受け取れますが、下記からDLも可能です。
A3で印刷すれば、正式書類として使用できます
ので、くれぐれもサイズにご注意のうえご利用ください。
*「申請書・届出書ダウンロードサービス」参照
http://www3.city.sapporo.jp/download/shinsei/procedure/00334_pdf/presen_00334_000.pdf

基本的には、空欄に必要事項を埋めていけば大丈夫。
ただ
「誰に親権があって(子どもを育てて)、名字は○○、戸籍は○○と一緒にする」というのを明確に伝えるようにしてください。
ここが曖昧だと、後からモメるケースもありますので、ご注意を!

とはいえ離婚をする時って、気持ちが弱っていることも多いはず。
記入方法がわからないなど、判断に迷ったらすぐに相談してください。
市役所でも、友人でも、相談所でも。答えは必ず見つかるはずです。

人生で何度も離婚届を書く人は超少数派。
「初めて書きます」という人が大半です。
なので、わからないことがあるのは当たり前。
私も最初、手が止まりました。
離婚届には、証人が2人必要なのですが、それさえも知りませんでした。笑

やること全てが初めてでしたが、何事も経験です。
離婚も人生の1つの選択肢。
「離婚=やってはいけないこと」ではありません。
離婚が成立することで、お子さんとご自身が少しでも幸せになれるのなら、それは1つの正解です。
わからないことばかりかと思いますが、1つずつ解決していってくださいね。

【保育園・学校が変わる場合の手続きとは?】

現在、お子さんが保育園や学校に通っている場合、転園・転校をする際いくつか手続きが必要になります。
私自身は、息子が幼稚園・保育園に入園前に離婚したので、この手続きは不要でした。
でも学校って、子どもにとっては1日の大半を過ごす場所。
しっかりサポートしてあげたいなと思います。

余談ですが、私は息子が幼稚園に入園する際、すでにシングルマザーでした。
入園式当日は、泣きそうな気持ちで式に挑んだのを覚えています。
入園式ともなると、どのご家庭も両親揃って出席します。
そして「○○幼稚園・保育園入園式」と書かれたアーチの前で、記念写真をパシャリ。
これが当たり前のようになっていました。

一組ずつ丁寧に写真撮影をするのですが、もちろん我が家は私と息子の2人きり。父親はいません。
他のご家庭は、(子ども+両親の)3名体制で次々に写真を撮っていきます。
この空気の中、父親不在の私たちはとても違和感がありました。

かといって、列を抜けることもできない雰囲気で・・。
「どうしようかな」と困っていたところ、3歳の息子が「ママ。僕たち、一番最後にお写真撮ろう。僕は最後で大丈夫」と言って、そっと手をつないで後ろに並んでくれました。
この瞬間、「子どもって言葉に出さないだけで、いろいろ理解しているんだな。
子どもって、小さいけれど大人だな」と思い、泣き出しそうになったのを今でもハッキリ覚えています。

こんなことがあり、息子と私は最後に写真を撮ることとなりました。
園長はじめ、他の先生方も我が家がシングルマザー家庭だと理解してくれているので、さりげなく「お写真撮りましょうか?」と声をかけてくれた先生には、本当に感謝しています。
そして、シングルマザーに関わらず、幼稚園入園を許可してくださった園長先生には感謝してもしきれなくて。
周りの先生方や幼稚園の優しさに、心の底から感謝の思いでいっぱいです。

と、すっかり話が逸れてしまいましたが本題に戻ります。
シングルマザーとなり、子どもの転園・転校が必要な場合は下記を確認してください。

■市町村が変わる場合
公立の保育園・幼稚園では、役所か園に「退園届け」を提出。入る市町村には「入園申請」が必要になります。この際、前年分の「課税証明書」も必要となりますのでご注意ください。

公立の小・中学校の場合には、「在学証明書」と「教科書給与証明書」を担任の先生に、「入学通知書」を引越先の役所に発行してもらいましょうそして、この3点(「在学証明書」「教科書給与証明書」「入学通知書」)を新しい学校に提出すれば完了です。高校は「在学証明書」「成績証明書」「単位習得証明書」など、都道府県によって必要書類が異なりますので要チェック。

現在、子どもが私立に在籍している場合。転校先も私立でしたら、学校との直接やりとりとなります。学校ごとに異なりますので、何が必要かしっかり確認しておきましょう。また、公立への転校でしたら「転校紹介書」が必要となりますので、転校前の学校で事前に取得しておきましょう。

■市町村が変わらない場合
同じ市町村内でしたら、学校を変わらなくていい場合があります。
中学校などは変わらなくていいパターンも多いので、各地域の最新情報をチェックしてください。
子どもにとって、何が一番幸せかを親子で考え、ベストな答えを模索するいいキッカケになると思います。

【養育費って、どうすればいいの?】

離婚話になると耳にすることが多い「養育費」。
これは夫婦間の曖昧なものではなく、きちんと法律で定められているルールです。
具体的には、
子どもを養育しない片方の親が、子どもが成人して自立(就職)するまで金銭を支払う必要があるというもの。
金額の目安は2万~10万円/月が多くみられます。

しっかり法律で定められていることなので、この点はきちんと話し合いましょう。
シングルマザーとしてスタートした当初、金銭面で苦労するケースが非常に多く見られます。
そのため、ここをしっかりと話し合い決めておくのが重要です。

とここまで記載しましたが、実は、私は養育費をいただいていません。
なぜかと言うと、仮に(元旦那から)「息子に会いたい」と要求された時、金銭を受け取っている手前断れない状況になるのが怖かったからです。
私は離婚前から、息子に手を挙げられるのではないかという(暴力的な)危険性を感じていました。
そのため、養育費を受け取らない代わりに、今後一切会わないで暮らすということで離婚を確定しておりますので、養育費についてはお断りさせていただきました。
だから、離婚が決まった時から現在まで1円も金銭を受け取ったことはありません。
暴力的恐怖から解放されることが何よりの望みだったので、私の場合はこれがベストな選択だったと思っています。

でも、私のような例はごく稀だと思います。
金銭的な理由で、子どもに辛い思いをさせてしまう可能性もあるのは事実。
私自身が養育費をいただいていない立場だからこそ、離婚前にしっかり話し合うことをオススメします。

【養育費の支払いがなくなってしまったら!?】

「離婚する際、養育費についてはきちんと決めた」「最初のうちは払ってくれていた」。とは言うものの、突然支払われなくなってしまったというケースも少なくありません。
こういう場合は、まずは「内容証明郵便」を送ってみましょう。

これは簡単に言うと「養育費を支払ってください」と相手に伝える行為です。
文字数の制限は、縦書きなら20字×26行、横書きなら26字×20行。
事前に登録をすれば、ネットから送ることも可能です。
*郵便局に提出する際は、印鑑が必要となりますのでご注意ください。
*料金は枚数によって異なります。
https://e-naiyo.post.japanpost.jp/enaiyo_kaiin/enaiyo/enkn110/engm111.xhtml#

それでも、支払われない場合は家庭裁判所が「履行勧告」を出してくれます。
基本的には、こちらは無料で対応してくれるので、「内容証明郵便」に対してアクションがなくても、諦めずに家庭裁判所に掛け合ってみてください。

「履行勧告」を出したにも関わらず支払われない場合は、「履行命令」を出すことができます。
これに従わない場合は、10万円以下の罰金を貸すことができます。

それでもダメなら・・あまり実行したくはないですが「強制執行」に移ります。
これは、いわゆる給与の差し押さえのこと。
これはさすがに無料とはいきません。
複雑な手続きが生じたり、弁護士への依頼など、金銭的にも精神的にも負担がかかってしまいます。
こうなる前にうまく対応できるよう、1人で悩まず早めに知識と経験のある人に相談しながら解決していきましょう。

なんでも1人で悩んでしまうのは危険です。
何より、
子どもは思った以上に母親の様子を見ています。
不思議ですが母親が悩んでいると、子どももいつの間にか暗い顔つきに・・。
大変なことも多いかと思いますが、勇気を出して”離婚”という道を選んだのであれば、子どもと笑って過ごせるように、もう少し頑張ってみてください。

今はインターネットにも、たくさんの情報が載っています。
SNSで発信すればアドバイスをくれる人もいます。
とても便利な時代になりました。
この利点を最大限に利用して、子どもと楽しく暮らせるよう、少しだけ工夫してみてください。
マザーポートにも、助けてくれるメンバーが揃っています。
同じ境遇で頑張っている仲間もたくさんいるので、気分転換にサイトを訪れてもらえると嬉しいです!


ここまで、お読みいただきありがとうございました。
次回は、
離婚したら押さえておきたい”4つのポイント”第2回。母子家庭の手当てについて」お届けします!

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この連載の著者

  • 加藤 朋子さん

    シングルマザー歴4年、息子は5歳(2018.8現在)。
    神奈川県の真ん中辺りに住んでいます。
    加藤朋子(ママリーマン)として、SNSで毎日の暮らしを発信しています。

    「シングルマザーでも、毎日笑って過ごしたい!」そんな想いを胸に、本業(出版社勤務) + 複業(ライターやアウトドアブランドPRなど)をしています。

    皆さまの「シングルマザーらいふ」を応援するべく、マザーポート様の執筆に手を挙げさせていただきました!
    少しでも楽しく元気に過ごせるように、暮らしのアイデアを中心にご紹介させていただければと思っておりますので、よろしくお願い致します!

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