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働くママとシンママが読んで楽しくなるコラム【究極にお金が無い!】生活と命を守るために知っておきたい2つの方法

山内良子さんのコラム

シングルマザーは、1人で働いて収入を得て、子供たちを育てていかなければなりません。

そのため長い人生を送るなかで、収入の減少・失業・転職・親の介護など、「究極にお金が無い!」という状況を経験することもあるでしょう。

そこで今回は、シングルマザーでもある筆者が「究極にお金が無い!」という状況に陥って知った、生活と命を守るための2つの方法を紹介します。

食材など、食べ物に困ったときは…?

賞味期限の近い商品や形の整っていない野菜などを、無料で自宅まで届けてくれる「フードバンク」や「子ども食堂」などの利用がおすすめです。

フードバンクというのは、食べることができるのに理由(賞味期限が近い・型崩れ・棚卸しなど)があって処分する食品や食材を、食べ物に困っている人たちの元に届ける活動のことです。

フードバンクに登録している団体以外にも、食品や食材を無料で配布している団体や人もいます。

ただ、団体によっては、非課税世帯や低収入であるという証明が必要な場合があります。

そのような場合は、子供や子供連れの家族に無料で食事を提供してくれる「子ども食堂」や、公園・教会で実施している炊き出しなどの場所も探してみましょう。

ひとり親の家族や低所得の人たちが利用しているケースも少なくないので、気にせず利用してください。栄養を摂ることは、大切です。

参考URL:https://www.fb-kyougikai.net/groups

体調不良や病気を疑う症状に悩んだら…?

普段みんなが通っている病院や診療所のなかに、「無料・低額診療」をおこなっている事業所があります。

各都道府県に1か所は必ずこういった事業所があるようなので、親自身が通院を考えている場合には、下記のURLを参考に直接病院へ問い合わせてみましょう。

参考URL:https://www.min-iren.gr.jp/?p=20120

■子供の通院や入院の場合

中学もしくは高校卒業まで入院・通院ともに医療助成をおこなってくれる「小児医療費助成(乳幼児等医療費助成制度・子ども医療費助成制度)」を導入している自治体が約9割(2018年4月時点)あります。

また、シングル家庭の場合、収入によっては「ひとり親家庭医療費助成制度」と言う医療助成があり、子供は18歳に達する日以降の最初の3月31日までが対象です。

親自身は、入院の場合のみ自己負担が不要となります。

どちらの医療助成も申請をする必要があるので、各市区町村の窓口へ問い合わせてみてくださいね。

ただし、自治体によっては、医療助成をおこなっていない場合があります。

まとめ

1人で稼いで子供たちを育てていくというのは、周囲が思っている以上に大変なことです。

心やカラダが健康でなければ、たとえ幸運が訪れても、そのチャンスに気づく余裕もなくなってしまいます。

困ったときは無理をせず、国や自治体などが実施している制度を利用し、心身ともに健やかな日々をお過ごしください。

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この連載の著者

  • 山内良子

    3人の子ども(21歳・17歳・8歳)と暮らすシングルマザー。
    ライター活動を中心に、接客改善業務にも携わりながら日本全国を。
    こちらのサイトでは、「働くママやシンママが読んで楽しくなるコラム」を中心に、節約や暮らしに役立つ記事、食の資格を生かした簡単レシピなどを執筆していきます。

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    <くらしとお金の経済メディア>
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    <マネーの達人>
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