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愛しのPTSG論【シンママ】お父さん(パパ)なんでいないの?と子どもから言われたら・・・

Shieさんのコラム

お父さんなんでいないの?

我が子が幼稚園の頃、離婚し引っ越していったママ友からLINEで相談を受けました。

新しい幼稚園のお友だちとお父さんの話にはなった時の事で
「うちはパパいない」
「なんでパパいないの?」
「パパ死んじゃったから」

その子は精一杯の嘘を幼稚園で言ったそうです。

その日、ママ友が仕事から帰宅すると泣きながらその事を説明してきたそうで
またそのママ友も心を痛めていました。

こういう時って親からも子も辛いですよね。

シングルで子育てしていると
いろんな面で必要以上に辛くなることや悲しくなること、寂しくなることがありますよね。

事実は変えられませんが
子どもへのフォローを大切に行っていけば
子どもの気持ちはある程度満たされます。

今回の場合だと

父親が死んでしまったと嘘をついて傷ついたことを認めてあげる
→パパが死んじゃったと嘘をついて辛くなっちゃったよね

嘘をついたことを許してあげる
→わかっていても言いたくないことは言わなくてもいいんだよ

傷つくこと辛くなることは決して悪いことではないことを伝える
→パパがいなくなって辛いよね
でも、そういう辛い気持ちをお話してくれてありがとう

子どもの気持ちを聞いて、それを受け止めてながら整理して、認めてあげるという声かけが大切です。

何度も同じ話をする場合は、面倒になってしまう時もありますが同じような言葉で構わないので聞いて認めてあげるを繰り返します。

気持ちの整理がつくと、子どもは口にださなくなるのです。

自分が疲れていたり忙しい時は蔑ろにしてしまうかもしれません。
そんな時は落ち着いて思い出した時に聞いてあげれば大丈夫です。

子どもと一緒に親も成長していくものなので
無理のない範囲でお子さんのフォローを心がけてみてはいかがでしょうか?

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この連載の著者

  • Shie

    34歳 女性 飲食店勤務

    25歳のときに出産しそのまま一人親として今に至る。
    子どもが生まれたことを機に、子どもの幸せとは?と疑問を持ち
    心理学の追求を始る。