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発達障害の子を抱えたシングルマザーが国際再婚するまでのお話シングルマザーにシェアハウスがオススメな理由とは?

Nanakoさんのコラム

前回「シングルマザーがシェアハウスに住んでみた結果」を書かせていただきました。
今回は更に自身の体験から、具体的なシェアハウスのメリット&デメリットをお伝えしていきます。

シェアハウスのここがいい!

【メリット1. 引っ越しなどの住み替えが、身一つでできる】
私たちの個室には、布団・テレビ・折りたたみテーブル・小さな冷蔵庫・簡易な衣装ケースくらいしかありませんでした。それも暮らしていくうちに、何となくそろえたもので、それこそ最初はスーツケース1つくらいでも十分に生活を始められます。キッチンや浴室など共用部分には、必要なもの全てがそろっているので、すぐに生活を始められるのが利点です。

【メリット2. 自分でアパートを借りるよりも、契約に複雑さがない】
シェアハウスにもよるかと思いますが、面倒な仲介手数料・礼金・保証人などが必要ありません。
離婚したばかりのシングルマザーで、これから生活を立て直したいという場合は特にありがたいと思いました。
また個人オーナーさんであれば事情に合わせてフレキシブルに対応してくださる方も多くいらっしゃいます。
最近はどんどんシングルマザー向けのシェアハウスも増えていますので「シングルマザーに理解のある人が増えているのかな」と思うと心強いですね!

【メリット3. 人と繋がることで、孤立を防ぐ】
シングルマザーって孤立しがちですよね。
いわれのない偏見を受けたり、同情されるだけで理解してもらえないことも多い。でもシェアハウスなら適度な人とのつながりがあります。
私も仕事で息子より遅く帰ることになっても安心でした。息子も1人の場所に帰るのではなく「家に誰かいる」という安心感はあったようです。
家族や友達とも違う、近すぎない距離の関係とつながりは、シングルマザーの私に安らぎを与えてくれました。

予想外?なことも

デメリットというより、予想外に困ったこともありました。
それは児童扶養手当を受給するのに申請が面倒だったことです。

当時は5年前ですが、シェアハウスは前例がないということで、自治体の子ども支援課で難色を示されました。最終的には受給できたのですが、オーナーさんにもご協力いただき、たくさんの迷惑もかけてしまいました。
そのためシェアハウスに住むことを考えている場合は、自治体の確認が必要です。

最近はシングルマザー用のシェアハウスもありますので、そういうところであれば問題はないと思いますが、男性も一緒に住んでいたりすると、不要な誤解を受けることがあります。それによって申請手続きが面倒、または通らない場合も考えられます。

またシェアハウスは共同生活でもありますので、人によっては合う合わないはあるかもしれません。
さまざまな形態のシェアハウスがありますので、自分とお子さんの性格などで選んでみるといいですね。

まとめ

私の場合は児童扶養手当が予想外に面倒になってしまったこと以外は、快適でしたので、シングルマザーにはシェアハウスをオススメします。

シングルマザーが陥りがちな孤立を防ぎますし、人とつながることで安心感が得られるので、仕事にも邁進できます。
シェアハウスは、新しい時代の新しい形の生活スタイルが経験できます。

住居で困っているという場合は、ぜひシェアハウスも選択肢に入れてみてください。

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この連載の著者

  • Nanako

    発達障害の子どもを抱えるシングルマザーを10年やってきたNanakoです。

    今は国際再婚をして新たな家族のあり方に目下チャレンジ中!

    シングルマザーとして頑張ってきた10年をやっと振り返られるようになった今、同じ思いをして悩んで落ち込んでいるシングルマザーがいたら、あなただけじゃないと伝えたい。
    そんな気持ちで自らの経験を不定期ながら綴っていこうと思います。
    仕事は心理カウンセラー・婚活アドバイザー・ヨガインストラクターと幅広くやっています。
    読んで元気になってもらえるような記事を書いていこうと思ってますので、宜しくお願いします!