未来のおとなに、モチベーションを
2016/11/14 | マザーポート編集部シングルマザー家庭を応援してくれている団体さんは沢山あります。
今回はそんな団体さんの紹介をしたいと思います。
今回は「Motivation Maker」さん
こどもたちのやる気をうみだす、ワークショップを開催しています。
Motivation Makerさんはどんな団体さんですか?
私たちMotivation Maker(モチベーション・メーカー)は、こどもたちにやる気がアップするワークショップを提供する団体です。
やる気と言っても、勉強のやる気、に限定せず様々な体験を通して、子どもたちが楽しいこと、打ち込めることに気づいてもらう、あるいはそうした子どもたちの様子を見た保護者の方が、お子さんの秘めている可能性に気付くことが、ワークショップの狙いです。
どんな人たちがやっているのですか?
私たちの団体のもともとのアイデアは2009年に東京大学で行われた社会的な問題解決についてアイデアを生み出す授業にて生まれました。
現在は当初授業に集まった東京大学学生・社会人に加え、その後参加したメンバーによって運営されています。
どんな思いで始めたのですか?
私たちは、教育を受ける機会に格差があり、日本の将来を担う一人ひとりのこどもたちがやりたいことに思いきり、取り組めていない現状に問題を感じています。
教育を含む、文化的な要素は世代間で伝わるということが言われます。
たとえば難関大学の学生の親は高収入のことが多いといった統計をニュースなどで目にされた方もおられると思います。
収入が高いほうが、子どもも沢山塾に通えるので、大学等にも入りやすくなります。難関大学に通った子は結果として職業選択上有利にもなった結果再び高収入になって自分たちの子どもにもたくさん教育を受けさせることができ、ますます入試でも競争が激しくなるということが想像できます。
こうした格差、および格差が拡大していくことに対して問題意識を感じた私たちは、今時インターネットでの授業等の普及により、無料ないしお金をあまりかけなくても今まで沢山の費用をかけなければ手に入らなかった情報が手に入るようになったことに着目しました。子どもたちのやる気を引き出し、取り組んでみたいことを見つけることで、自力でもどんどん情報を得て学習に取り組むことができる、と考えました。
私たちは特にひとり親のご家庭の小学生を中心に、やる気がアップするようなワークショップを実施してきました。これまで数十回のワークショップを通じ、150名を超える小学生がやる気がアップする体験、「モチアゲ」体験をしています。
これからさらにモチベーションアップのための教育「モチベーション教育」を普及し、教育格差是正のための貢献をすることが私たちのミッションです。
どんなワークショップを受けれるのですか?
Motivation Makerのワークショップ、通称「モチベーション・ワークショップ」です。
ワークショップにはこんな特徴があります
- 毎回進行役は様々な分野のプロが実施
毎回ワークショップでは様々な分野のプロが登場し、今の仕事や暮らしのことと、子ども時代の体験が今の仕事や暮らしにどう結びついているかわかりやすく話します。職業に興味を持つことがゴールではなく、子どもたちに、日ごろの体験が将来きっと、役に立つことを知ってもらうことが狙いです。
- 楽しさを発見できるワークショップ体験
毎回のイベントではただ単に話を聞くだけでなく、自分で工作をしたり、絵を描いたり話し合ったりすることを通じて毎回のテーマにちなんだ体験をします。体験を通じて、自分が今まで気づかなかった楽しさを発見する子も沢山います。例えば毎回最後に一人ひとり発表をしてもらいますが、ある子は学校での発表はとても苦手でした。しかし、ワークショップの参加を通じ自分の好きなものをみんなの前で発表できたため、その後自信がついて学校などでも積極的に発表するようになったそうです。
- ワークショップ後もやる気は続きます
ワークショップでは、参加して終わり、ではなく、ワークショップの後もやる気を維持する工夫をしております。ご家庭での会話を通して内容を思い出せるよう毎回最後にその日のワークショップのことを記した新聞をリアルタイムで作成してお配りしております。また、ワークショップは全5回のシリーズで行うため、毎回過去の内容を振り返り、思い出します。
ワークショップの開催
ありがとうございました。
ひとり親家庭のこどもたちに「モチベーション教育」を実施しているMotivation Makerさん。
ぜひ、一度、ワークショップに参加してみてはいかがですか?
お申し込みはこちらから
【お申し込み方法】
http://www.motivation-maker.org/2016/11/2016.html
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