緊急アンケート
2020/04/30 | マザーポート編集部ひとり親の住まいの不安に関する緊急アンケート
今回の新型コロナウィルスによるひとり親の住まいの不安を集めようと、
ウェブアンケート調査を実施することにしました。
いま、何が起きているのか。
簡単なアンケートですが、実情を可視化し、住まいの支援を訴えるための基礎資料としたいと考えています。
実際に困っておられるかたは是非、アンケートにご協力を。
また、周辺にお困りの方がおられれば、ぜひ、アンケート情報の拡散をお願いします。
【実施責任者】 追手門学院大学 地域創造学部 准教授 葛西リサ
アンケートのURLは以下にアクセスしてください。
新型コロナの影響は大きく、住宅支援が必要です
厚労省の調査では、シングルマザーの約半分が賃貸住宅に暮らしており、
3割強が民間の賃貸住宅に依存しています。
平時であっても、その住居費負担は35%程度と非常に高いのです。
それが、今回の新型コロナの影響で、負担は更に上がることが想定されます。
また、貯蓄もない方がほとんどだと推測されますので、
家賃の滞納等で、住まいを失う危険リスクは非常に高いと考えられます。
公的住宅であれば、緊急時でも何らかの措置が受けられる可能性もありますが、
民間の賃貸住宅についてはそうはいきません。
国は、生活保護の柔軟な活用や、困窮者自立支援法に位置づく住居確保給付金の対象拡大等を行うことで、
住まい喪失のリスクに対峙しようとしていますが、
その確かな情報が、当事者の方々に届いているかどうかとても心配しています。
家賃が支払えず、立ち退きを要求されても、
慌てず、落ち着いて、まずは、お近くの役所へ出向いてください。
子どもを抱え、住まいを失うという恐怖を誰にも経験させてはいけません。
また、支援する側にとっても、
住宅を喪失する一歩手前の支援より、喪失してしまってからの支援の方が、
お金も労力も何倍もかかります。
住居確保給付金
現在、コロナの影響で収入が減り、
家賃の支払いに困窮する家庭に対して、
『住居確保給付金』の支給が緩和されています。
家賃の支払いに不安を感じたら、
ぜひ『住居確保給付金 お住まいの自治体名』で検索をして、
役所にお問い合わせください。
また、4月27日時点で厚生労働省が発表している、
支援策のリストを添付いたします。
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