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自分の人生を生きよう!シンママ、心の持ち方(私の場合)【シンママ】一人で頑張らなくても大丈夫!悩む子育てから、安心できる子育てへのヒント

Piyoさんのコラム

シングルマザーはもはや珍しい存在ではないけれど、まだまだ世間ではマイノリティー。
ふとした瞬間に孤独を感じたり、一人で頑張り過ぎたりしてしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、私が子育てを通して少しずつ周りに頼れるようになったエピソードをご紹介します。

子どもが勉強を嫌う理由

いわゆる「発達障害グレーゾーン」に該当する小学生の息子は、学習時に少しサポートが必要なタイプ。
学力を上げるため近所の塾に通い始めたものの、すぐに辞めたいと言いだしました。
最初は勉強が嫌なのかと思っていたら、どうも様子が違う。
うっかりしているのでミスが多い。間違えることで、早く帰れない。帰れないから、辛い。
息子はそんな負のループに陥っていたのでした。その後も状況は変わらなかったので、結局塾を辞めてしまいました。

現実に向き合う決意

どうすれば現状を改善できるのか。
困り果てたすえ友人に相談すると、放課後デイサービス(以下「放課後デイ」)の利用を勧められました。
放課後デイとは、障害がある子どもが療育支援を受けられる場所。
5~6歳の頃利用したことがあり、存在は知っていました。

ただ、小学生が通う場合は小児科等の意見書が必須。
「息子にはお医者さんにかかるほどの問題はない」と、グレーゾーンであることをずっと認められなかった私。でも、学習状況はなかなか改善しない。そこで「どうしたい?」と自分に問いました。

出てきた答えは「子どもが楽しく学べる環境を整えてあげたい」というもの。
じゃぁ、息子を理解してくれる場所を探そう!と、ようやく私は現実に向き合う決意ができたのでした。

受け入れることで、変わりはじめた現実

発達検査を受けたり放課後デイに連絡をとったりと、行動を開始。
すると、現実がスルスルと動き始めました。「○○君って、こんな子でしたよね!」と、覚えてくれていた放課後デイの先生や、子育てのしんどさを聞いてくれる小児科の先生、そして席の位置や理解度に配慮してくれる学校の先生。

色んな角度から親子ともにサポートを受けることで、「一人で悩まなくていいんだ」と思えるように。
また、公的な機関を利用することで、塾よりも安く環境が整いました。
そして、自分を理解してくれる場所ができたことで、息子が笑顔で勉強できるようになったことが何よりも嬉しい変化でした。

一歩ふみだしてみよう

今起きている問題に対して自分がどうだったら安心できるのか。
そこに素直に向き合い、誰かにその思いを伝えることで、今回のように道が開けてくると思います。
友人や家族、公的な機関や専門家を積極的に頼ることは、本当にお勧めです。
子どもの親は自分ひとりだからこそ、いつも自分の心と笑顔を大切にしてくださいね。

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この連載の著者

  • Piyo

    元夫のモラハラにより離婚。
    仕事に子育てにと奮闘の毎日を過ごす。
    ライターやコンサル等、人の心に響く仕事をするのが夢。