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まま日和プレシングルマザー【離婚への決心を少しずつ固めた私】

ありのままの私で毎日を楽しむ

前記事『新米シンママのズバリ!離婚ってどうなの』で触れたプレシングルマザー手帖を手にした私は、やっとの思いで恐る恐るページをめくりました。

なぜでしょうか、本当に恐る恐るだったのです。その時はまだ離婚に対して恐怖心が強かったのだと思います。

プレシングルマザー手帖には、相談先以外にも様々な実体験が掲載されています。

DV、金銭問題、不倫等…ですが、どの事例も自分に当てはまらず私はまだまだ我慢できるレベルなのか、離婚すべきではないのか、これが率直な感想でした。

積もる夫への嫌悪感

その時の私は、すでに旦那が視界に入る、同じ空間にいるだけで嫌悪感を抱いていました。

産後クライシスの延長、産後クライシスが治らないだけだと言い聞かせていましたが、いつの間にか生理的嫌悪に変わっていたのです。
正直辛かったです。
でも、どうしてそのような状態になったかの明確な答えはありませんでしたし、経験のない方に話しても分かってもらえなかったのが現実でした。

子どもや、家族間での付き合いの時は、いわゆる仮面夫婦を演じていました。が、次第にそれすらも辛くなり今思えばニコリとも笑えなくなっていました。
気持ちも晴れず何か家庭のトラブルがあれば帰省しで息抜きという機会が増えました。

もう我慢しなくてよいよ

もう我慢しなくて良いと、初めて泣けたのは下の子の市の健診時に顔見知りの保健師さんに、何となく家庭の様子を話した時でした。

「お母さん、無理しなくて良いんだよ」 その言葉を、今悩んでいる方にもそのままお届けしたいです。

保健師さんにはじめて、自分の生理的嫌悪は過去の旦那の行動の蓄積であり、私がワンオペ育児を頑張ってきたこと、日々いっぱい我慢してそれでも子どものことを第一に思ってきたことを認めてもらえた時、私自身が自分を許すことができました。

プレシングルマザー手帖の中に、シングル家庭で育った子どもたちの本音が掲載されています。
それを目にした私は、子どもたちの幸せを思うと自分が我慢して偽物でも「家族の形」はあったほうが良いのかと悩んでいました。

でも、ママの笑顔が子供を一番幸せにする 保健師さんにかけていただいたその言葉が今は一番正しかったのだと実感しています。離婚して後悔はありません。

そうして、離婚への決心を少しずつ固めた私が次に探したこと…それは、子育てに理解のある環境での仕事でした。また、次回お仕事の探し方には触れようと思います。

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この連載の著者

  • NICOママ

    2児の新米シングルマザーです。
    シングルマザーでも、楽しく笑顔で生活することがモットー。
    離婚までの話や、シンママなりの生活の工夫をお届け
    できたらと思います。
    本人は、社会福祉士を目指そうと模索中です。