シングルマザーのライフプラン|私たちが子どもと笑顔で生きるためにシングルマザーが受給できる手当、何がある?【9 つの支援・手当】
リリさんのコラム
この連載の著者
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リリ
愛知県在住のフリーランスWebライターで未婚のシングルマザー。 婚約破談・会社倒産の困難を乗り越えて…詳細はこちら
目次
- 2020-07-25シングルマザーが受給できる手当、何がある?【9 つの支援・手当】
はじめまして。フリーランスのWebライターで未婚シングルマザーのリリです。現在1歳息子の子育てに奮闘しています。
Webライターといっても、収入が10万円を超えるのに4か月もかかってしまった全く未経験の駆け出しライターです。日々自分は何ができるのかを模索しています。
私と同じすべてのシングルマザーが自由に、そして子どもと楽しく生きていくために必要な知恵や行動を共有していけたら嬉しいです!
子どもを育てるのも、預けて働くのも何かとお金がかかりますよね。そこで今回はシングルマザーが貰える手当や助成制度の見落としがないか調べてみました。今自分が受給している手当以外に、利用できるものがないか是非参考にしてみてください。
必ず貰える手当と要件を満たす必要のある手当
児童手当
シングルマザーであってもなくても、中学生以下の児童を養育している人なら受給できるのが児童手当です。
1人あたり月額、3歳未満は一律15,000円/3歳以上小学校修了前は10,000円(第3子以降は15,000円)/中学生は一律10,000円支給されます。
毎年6月・10月・2月に4か月分が支給される仕組みです。年に1度、6月に現況届の提出を求められます。6月以降も手当を受けるために、必ず現況届を提出しましょう。
児童扶養手当
児童手当と違い、児童扶養手当はひとり親が受給できる手当です。
子どもが1人の場合、全額支給なら43,160円とシングルマザーにとって有難い金額なのですが、すべてのシングルマザーが貰える訳ではありません。
実家で親と同居している方や、所得が限度額以上(愛知県だと230万円ほど)だと支給は停止されます。
児童扶養手当対象者vs対象外のように苦労の競り合いになることなく、本当に困っている人すべてに手当が行き届くと良いですよね。
令和元年11月には4か月分ずつ年3回→2か月分ずつ年6回払いに変更になり、令和3年3月からは障害年金を受給しているひとり親家庭も受給できるように変わります。苦しい・切実な声が少しずつ届き改正が行われている状況です。
特別児童扶養手当
身体障がい又は知的障がいのある20歳未満の子どもを養育している世帯への支援です。
1人あたり月額、1級52,500円/2級34,970円支給されます。毎年4月・8月・12月に4か月分が支給される仕組みです。
母子家庭等医療費助成制度
ひとり親家庭で且つ所得制限よりも低い所得の場合受けられる制度です。地域によって所得制限額や、申請・更新方法が異なります。医療費の負担に困っている方は、お近くの市役所に相談してみましょう。
地域で変わるシングルマザーの支援
児童育成手当は東京都の制度です。
所得制限額が児童扶養手当よりも高く設定されており、養育費の所得参入や年金受給による併給制限がありません。
児童1人につき月13,500円、毎年2月・6月・10月に4か月分が支給されます。
東京都にお住まいの方は自分が受給要件を満たしているか、市役所に相談してみましょう。
東京都武蔵野市では民間の共同住宅等を借りて家賃を支払っている場合に家賃の一部を助成するひとり親家庭住宅費助成制度があります。
お住まいの市区町村でも住宅手当や家賃補助の制度がないか確認してみましょう。
他にも看護師・美容師・保育士などシングルマザーが資格をもち、収入を安定化させるため勉学に励むことを応援する母子家庭自立支援給付金もあります。
費用の最大70%を支援して貰える心強い制度です。
お金が足りない・どうしても必要なとき
母子父子寡婦福祉資金貸付金
事業開始資金・生活資金など貸付金の種類や連帯保証人の有無によって異なりますが、無利子または年利1,0%でお金を借りられます。
一定の据置期間のあと、3年~20年で償還する仕組みです。
シングルマザーの方でどうしてもお金が必要なときは、金利の高い借り入れを行わずに母子父子寡婦福祉資金貸付金を利用しましょう。
就学援助制度
学用品費・新入学児童生徒学用品費等のお金がない場合、「経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対して、市町村は必要な援助を与えなければならない。」という学校教育法第19条に基づいて支援が受けられます。
経済的に苦しい理由や状況を話し、申請を行いましょう。
まとめ
児童手当・児童扶養手当といった有名な手当の他に、母子家庭自立支援給付金や就学援助制度など9つの手当・助成制度を紹介しました。
「〇〇(地名)市 母子家庭」「〇〇市 手当・助成」で検索するとお住まいの地域の手当・助成制度が見つかります。
もしかしたら受給要件を満たしているのに、見落としているものがあるかもしれません。
こんな制度があったんだ!私、この手当受け取れるのかな?など疑問に感じたら、まずは市役所に相談してみましょう。
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