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子育てと仕事の両立で、日々、頑張っているお母さんのために。マザーポートが目指すこと。

2015/03/20 | 秋山 怜史
子育てと仕事の両立で、日々、頑張っているお母さんのために。マザーポートが目指すこと。

マザーポートを訪れてくれた皆さんへ。
初めまして、マザーポートの発起人、秋山と申します。

僕は一級建築士事務所秋山立花という名の建築設計事務所の代表をしています。
普段は個人の住宅や集合住宅を設計しています。
いわゆる建築家と呼ばれる職業です。

そんな僕が、なぜマザーポートを立ち上げたのか。
今回はその話をしたいと思います。

ひとつでも多くの選択肢を

秋山立花は『社会と人生に新しい選択肢を提案する』を理念として仕事をしています。僕たちは、僕たちの属しているこの社会や地域、関わってくれる人たちの人生がより「ゆたか」になって欲しいと思ってこの理念を掲げました。

それでは「ゆたか」とはなんでしょうか?人それぞれ思い描く「ゆたか」は違うと思います。お金と答える人もいれば、自由な時間と答える人もいるでしょう。

10人いれば10人分の「ゆたか」の基準があります。僕たちが考える「ゆたか」とは自分で選ぶことのできる「選択肢」がふえることです。自分の意思で、自分の責任で選ぶことができる選択肢がひとつ増えれば、その分だけ確実に人生や社会はゆたかなものになる。そう、信じています。

だから僕たちは、新しい選択肢を提案し続けていきたい。
ひとつでも選択肢が増えて、それによってより、社会と人生が「ゆたか」なものになるように。

そして、このマザーポートもその選択肢のひとつになって欲しいと思っています。

仕事と子育ての両立ができない!?

マザーポートを立ち上げたきっかけは2008年までさかのぼります。

その年、僕は働いていた設計事務所を辞めて『社会と人生に新しい選択肢を提案する』ということを旗印に独立をしました。

まずまっさきに選択肢を生み出したいと思ったのが「子育てと仕事の両立」です。当時からすでに子育てと仕事の両立は声高に叫ばれていましたが、今なおもって、明快な処方箋は示されていません。

現在進行形の社会問題のひとつです。
仕事も子育ても人生にとってとても大切なことである、ということに賛同していただける方はとても多いのではないでしょうか。

仕事は生活の糧を得るためにも必要ですし、自己実現など精神的な充足のためにも大切なものです。子育ては時代に次の命を紡いでいくという意味では生命体として大切なことですし、ひとつの命を育てるということでも大切なことです。

仕事も子育ても、両方が大切なこと。
であればこそ、両立できることが当たり前というのが正常なはず。
両立できないということはあり得ないことなのではないか。
仕事と子育てを両立することは難しいという実情が当たり前になってしまっている世の中は、異常な状態なのではないか。と強く思っていました。

ペアレンティングホームの誕生

そうした強い思いからまず初めに生まれたのが、ペアレンティングホームというシェアハウスです(ペアレンティングホームを立ち上げた話はまた別途コラムにしたいと思います)。

ペアレンティングホームは「子育てと仕事を楽しく両立する住環境を整える」という理念の元、日本で初めてとなるシングルマザー専用のシェアハウスとして2012年3月に運営を開始しました。

持たれているイメージや保証人、仕事のことなどが理由で、不動産を探すことが難しくなる傾向にあるシングルマザー家庭。ただでさえ、仕事と子育てに追われてしまう中にあって、その両立は本当に大変なことです。

そこで、ちょっとした助け合いやサポート、似通った体験の共有や共感、親兄弟ではなく友人というのとも少し違う話し合える「だれか」がそばにいる安心など、子育てが孤独にならないような住環境をシェアハウスという形で整えることによって、仕事と子育てを両立しやすいものにしていく。

ありがたいことに、ご入居いただける方も増えていって、現在、ペアレンティングホームは東京、神奈川に4件が運営されています。

そしていま、全国各地でもペアレンティングホームと同様、シングルマザーのためのシェアハウスが増えてきています。

こうした現状を踏まえ、ペアレンティングホームだけではなく、全国のシングルマザーのための住居を網羅したポータルサイトがなくてはならないと思うようになりました。

そしてマザーポートへ

こうして立ち上げたのがマザーポートです。

全国に広がってきたシングルマザー家庭を応援する住まい。それぞれの運営者の皆さんは強い意志と想いを持って、運営しています。

ですが、残念ながらその情報がシングルマザーの方々に行き届いているかというと、必ずしもそうだとは言えないのが現状です。

というのも、こうした住居は既存の不動産ポータルサイトでは検索がしにくいのです。そもそもシェアハウスは一般的な不動産サイトには掲載されません。不動産サイトの掲載項目にシェアハウスがそぐわないためです。

シェアハウスにも専用の大手ポータルサイトが存在していますが、そこに掲載したとしても、シェアハウスは単身者向けというイメージが強く、今度はシングルマザーの方々がそのポータルサイトを検索しません。

不動産を探す一番の手がかりとなるところで、すでに不利になっているのです。実際にペアレンティングホームでもこうしたポータルサイトからの問い合わせは非常に少なく、ご入居いただく方のほぼ全てが、ペアレンティングホーム自身のサイトや広告、あるいはペアレンティングホームが取り上げられた報道から情報を得ています。

だからこそ、シングルマザー家庭や子育てに特化した不動産を探すことができるポータルサイトが必要なのです。知りたい情報をしっかりとシングルマザー家庭に届ける。マザーポートがその役割をになえるようにしていきたいと思っています。

マザーポートが目指すこと

マザーポートは「港」のようなサイトを目指しています。

船が港にはいって碇をおろし、次の航海のための準備をすることと同様に、働くお母さんがこのサイトを訪れて、ほっと一息つけたり、必要な情報を得ることができたりする。日々の仕事と子育てからほんの少し解放されて、次への活力を得ることができる。そんなサイトを目指します。

サイトの構成は「シングルマザー家庭を応援する住まいを検索する機能」がメインとなり、働くお母さんへ向けた「コラム」や「連載」の特集。そして、それぞれの子育てと仕事の両立を語ってもらう「動画」の4つの柱を用意しました。

マザーポート自体もまだ船出をしたばかりのサイトですが、みなさんと一緒になって成長していきたいと思っています。

最後にマザーポートの序文を。

 

人生には港が必要です。

碇をおろし、船を修繕し、休息を得、新しい航海のために必要な荷を積む港が。

灯台の明かりを目指し、誰もが安心して寄港できる港が。

マザーポートは働くお母さんたちにとって、港でありたいと考えています。

子育てと仕事の両立で、日々、頑張っているお母さん。

その「頑張っているお母さん」という鎧をそっと脇において、ひとときの休息と、これからのための情報を得られる港でありたい。

子育てと仕事の両立を目指すお母さんのための港。

それがマザーポートです。

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この記事を書いた人

秋山 怜史

マザーポートの発起人。 代表を務める一級建築士事務所 秋山立花は「社会と人生に新しい選択肢を提案する。 」を理念に掲げ...

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秋山 怜史

マザーポートの発起人。 代表を務める一級建築士事務所 秋山立花は「社会と人生に新しい選択肢を提案する。 」を理念に掲げ...

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